Hardcore Rider

日常の煩悩こそが人生の愉しみだっ!

背に太陽を浴びてミストの中を駆る

午前五時半、風はまだ涼しいが湿気が凄い。まるでミスト噴射を浴びている様な感じだ。背中に太陽が当たる道を、タイヤを馴染ませるように丁寧に走る。ワシはシールドを少し開けて外気を顔に当てた。嗚呼、夏の朝の匂いだっ。幼い頃に嗅いだプールへの道筋のあの匂いが蘇った。

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朝練をするにもこう暑いと体力を持って行かれるので、少しでも涼しいうちに走ろうとすると早朝五時過ぎにはスタートしなくては旨くない。世間はまだ眠っている。だが、ツーリストバイクのなんと多いことか。この早い時間に何台もすれ違った!旅するバイクの煌めきがワシには眩しかった。

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今朝の朝練ルートは海岸線から山道へのワインディングで、一周200キロ程度の距離がある。いつもの海で写真を撮るのが目的だった。ハンドルを下げてから一度も行ってないことが不思議なくらいよく通った海なのだ。

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約三時間程の朝練はまずまずの走りで、程よい汗をかいたワシはそのままバイク屋に寄って涼んでから帰った。冷たいコーヒーが美味い!喉がカラカラになっていたワシにはオアシスの様に思えた。午前十時過ぎにはシャワーを浴びて、ソファーに横になりたかったワシは頭の中で朝練をトレースしながら家路を走っていた。